つぎはぎの魔法 (feat. 初音ミク)

歌詞

お気に入り型取って せなかうらはら むりにおくちを開けて 咲かすたのし無駄話 在らぬ夜におびえて ほどけた糸は 黒子の指に巻かれ あれれ、まるで恋だな きずだらけの舞台 空っぽのカップでティータイム ふにゃふにゃな首根っこ この告白は別録り まさかさま！ ぼくらは 憧れがないとおぼつかない お似合いの足を探してる いまはわからぬままで 可愛い顔で したり 宙を往く まがいものにこそ宿る本音や夢は 切り取られたイトを汲んで、 編んで、手に託した 心を象る布と動いた 意味を沿わせて想うまま さだめ そわそわね 身体から自由の秘密? まさか いつの日も未来は揺れる 脚本の先 どうしよう！ ぼくらは 何をうたえど まだ おぼつかない だけど気づけば動いてる 愛が操るままの 不器用な腕 ふらり 踊るのだ！ 日が暮れたらばぼくら 明かりをつけて 眠そうな顔ちらり ほら ぼやけて見れば リビングの外 カーテンの奥 揺れた影の向こうのように まさかさま！ ぼくらは 憧れがないとおぼつかない お似合いの足を探してる いまはわからぬままで 可愛い顔で したり 宙を往く またあした！ あなたよ 振った手の脈が伝わるように 仮止めの音を縫いあわす なにもわからなくとも ちいさなぼくら きらり 掴む ほつれぬ意思を つぎはぎの魔法を！ 紡ぐ日々をゆく