盗んだ言葉で喋る 私はどこか可哀想 似合うのはいつも三番手 点滅する蛍光の下 正解なんてないのに 何故か答えられないんだ 囁きは?き消されていく 目に見えなくても 在ると思いたくて心を擦り減らした 走り出した時のことを 忘れないように まだ止まない雨の中をひどく澄んだ 青が光って 見つけられないように目を瞑った 涙を流した瞬間に 哀しさも演技みたいで 恥ずかしくて汚い気持ちになった 知らない声がした 展開はありきたりで 映画なら眠くなるような 平凡な人生を愛せたら 傷つく度に手に入る優しさすら 疎ましく見え始めた 痛くないと生きてないよ 嫌だとしても 目に見えなくても 在ると思いたくて心を擦り減らした 走り出した時のことを 忘れないように まだ止まない雨の中をひどく澄んだ 青が光って 見つけられないように目を瞑った
