冬の冷たさが頬を刺して 君の白い頬を紅く染める もっと大切に出来たのにな いつの間にか君は遠くなって それだけで世界が終わる夜が 迎えに来るような気がして これからまた僕はひとりになって ”今日も寒いね こんな夜いつまで続くのかな” 冬が終わる頃までかな なんて馬鹿だよな ちょっと背伸びをしてみて コーヒーを飲んでみて ”やっぱり私には苦いな” なんて馬鹿だよな ほんとにさ コーヒーが飲めない君には 甘い甘いミルクティーを 買ってあげる 悴んだ手を温めてあげてよ 甘い甘い恋みたいに 上手くはいかないけれど これでいいや とりあえずは 今までも これからも ”今日も寒いね こんな夜いつまでも 続くわけないよな”