「にげちゃおっか」 ふたり駆け出した 夜の街は ざわめいていた 街灯はまるで 星のよう すべてはいま とても鮮やかで 何もかもが 小さく見える 宝石箱 ひっくりかえしたような ふたり ふつうになんか なれなくて なろうとしたっていつだって いとしくなるほど 空回り どうか どうか 導いてしまって はるか かなた ポラリスまで どうか どうか 連れ去ってしまってよ このつまらない 日常から ふたり ふつうになんか なれなくて なろうとしたっていつだって いとしくなるほど 空回り どうか どうか 導いてしまって はるか かなた ポラリスまで どうか どうか 連れ去ってしまってよ このつまらない 日常から