僕は今日まで 生きてみたんだよ 君も今日まで 生きてみたんだろ 五月の風が うるさいと感じた朝に 何か足りないな 大人になったのかな 君がもし誰かを 傷つけてしまったとしても 僕は僕だけは 見捨てたりはしないよ 僕は今日まで 生きてみたんだよ 君も今日まで 生きてみたんだろ 誰かを頼ることも 誰かに頼られることも 今は少しだけ 忘れて眠りたいよ 決してまぐれじゃない だけど目指していたい たった一つのことを 強く願っただけ 廃る心の声は言う 「何者にならなければダメなのか」 それでもまだすがっているのは 昨日までの自分を 愛してあげたいから 僕は今日まで 誰かの分まで生きて あなたがそばにいて 明日も生きてゆける 真面目で素直な あなたの涙を見たよ 僕はあなたの 手を握るしかできない 僕は今日まで 生きてみたんだよ 君も今日まで 生きてみたんだろ 明日も素晴らしい 世界にはならないけど 生まれてきた今日を 誇りに思いたい 僕は今日まで 生きてみたんだよ 君と明日からも 生きていたいのです