ぼーっと目覚めた朝の 部屋はまだ青いままで 昨日のことなんてもう なかったみたいに今日が始まる 流れる街並みを狭い列車に揺られ 忘れないように目を凝らしていた 今日から俺は独りの男 誰にでもある生身の恋を終えた 開いたノートは白紙のまま 書きたくなったらまた書けばいいさ 生活の中で 無駄なものばっか集めてたけど 意味ないものはない ひっくり返したおもちゃ箱には 誰も触れさせない 裸の山に寝転びながら 流れ星をただ眺めていた 今日から俺は孤独な男 誰にでもある悲劇を演じている 欠けたピースは失くしたまま 完成のないパズルくらいがいいさ 無駄なものばっか集めてたけど 意味ないものはない ひっくり返したおもちゃ箱には 誰も触れさせない 生活の中で恋をした 恋をしていた