冷たい水で手を洗う 寂しさが喉の奥につまる 夢を見るまで時間がかかる 薬を飲んで横になる いつのものか分からない記憶が ぐるぐるまわって吐き気がする 追いかけても追いかけても遠くなる 袖をしっかり握っても 次に目を開けたらあなたはいない 約束は何度目かの冬に交わした 夜を越えてもまた夜が来る 薬を飲んで横になる 止まることなく溢れる 不安の種から身を守る 二度と元には戻れないから あの日のあたしに手を振る いつだっただろう「壊れない」と あなたの言葉を信じたけど 愛してるとさよならの隙間には きれいな景色広がってて でも気づいたときには何にもない 約束は何度目かの冬に交わした 夜を越えてもまた夜が来る 薬を飲んで横になる もうだめなんだ あたしが枯らしてしまった わかってたんだ わかってたんだ 追いかけても追いかけても遠くなる 袖をしっかり握っても 次に目を開けたらあなたはいない 約束は何度目かの冬に交わした 夜を越えてもまた夜が来る 心が痛くて眠れなくって 薬を飲んで横になる