死んだような目をして 息をするだけだった すべて受け止めるって そういうことだと思ってた 痛いとこは触らないで 辛い事は麻痺させて そうやって 生きていける術を手に入れた 悲しみの分だけ 優しくなれるなんて そんなの僕には 出来そうもないや いっそ僕なんか 冷たい黒い血が 流れてればいいのに そうしたら楽なのに なのに ああなんで 僕の血はこんな赤く どうしようもないぐらいに 温かいんだろう 死んだような目で 息をしてるだけでも 悲しいほど生きてる事に 気づいて泪が出た いつか何かが変わる そう思い込んでは 何にもしないで ただ待っていた 自分は動かないで 安全な場所で 何にもしないで ただ待っていた もう息をするのは疲れた でも言い訳を探すのは もっと疲れたんだ ♫ ♫ ♫ 向き合えなかった傷に 今ナイフを立てた 流れる血は やっぱり温かかった やっと僕はちゃんと 息をしてる気がした なんでかな痛いはずなのに 気分は悪くなかった