空白に満たされていく 愛知らぬ障害 抑圧された感慨 乱雑に置かれた選択 手に触れたら曲解 知らぬ指を輝かせ 小さな光を分け合った世界で 陽の届かない片隅に 君だけを残したまま 傷だらけの心を抱えて なぁ、生きてきたんだろ? 掌の上に零れた 一粒のその海に 揺るがぬ月を浮かべて 「GRUDGE」 「FRAIL」 目が滲む 「BLOOD」 「REFINED」 目を開け この世の獄、見知らぬ獄 必死に歩いて散らばる足跡が 綺麗なこと…… そう今も君だけが知らないまま 傷だらけの心を無視して なぁ、生きてきたんだろ? 置き去りの胸の奥から 泣き声が聞こえるか? 正しさだけじゃなくて良い いつまでも側にいたいと 一粒のその海に 揺るがぬ月を浮かべて