⽩昼夢のような夢を⾒たんだ なにも起こらない平和な2時過ぎ ホームの⽩線を歩いてみたんだ いまならどこかへ⾶べる気がした ラムネの瓶はからっぽで もう夢はカラカラになる 知らない知らないよ ⼤⼈になりたくなかった まだ夢で歌っていたい 箱の中で笑っていたい ずっとこどもで いれたらよかったなぁ 知らない感情が渦巻いて また夢の中に落ちていくの ふわふわ揺蕩う幽霊のように いつまでもここで眠っていたい 君がいない世界は こんなに苦しいなんて それすら気づかずに⽣きてきたんだ 誰もいない部屋で⽬が覚めたんだ 僕を置き去ってどこへいくの? まだ⾔えていない事があるんだ どうか独りにはしないでおくれ 朝ふと⽬を覚ましたら 何処かに消えていて 彷徨って躓いてもがいても 返事すらこなくて どうかもう⼀度だけでも 声が聞きたいんだよ きっとどれだけ探しても この⼿はもう真っ⿊だよ 透き通った空を⾒て 涙を堪えて⽬を閉じる 隣で優しく笑っている 君は何処にもいないけど ⼼の中は曇っていて 前を向けないけど 悲しいほどに快晴でした 最上階から⾶び降りて ⽬を瞑ればまた会えるかな ふわふわ揺蕩う幽霊は 微笑んで溶けて消えてった 君がいない世界は 色褪せてみえるんだ またあの頃に戻りたいな おやすみ