黒く塗り潰したよ 絵の具一つで簡単さ 君と僕のキャンバスに星は 似合わない 楽しかったあの日も 悲しかったあの日も もう何も見えないようにただ塗り 潰すんだ 恋は多分淡いピンク 笑顔は多分イエローかな? いつからか僕のパレットから 消えていたけど 月明かりは嫌いさ いくらベタベタに塗っても 君と一緒に刻んできた筆圧を 浮かべては照らすから 君は七色の虹の橋を描き 旅立った 君の居ない空白を何度も何度も塗り 潰した 月明かりなんか嫌いさ もう忘れたい幸せの日々を淡く 綺麗に映すから キャンバスが滲んだ