誰もが同じく皆様弱く、 強く儚くとも愛おしく。 誰かの腕で泣き喚きなさい。 気にせず落ち続ける小夜時雨。 強く麗しくの杜若、 君は僕の花嫁となれ。 健気で大きく辛夷な友よ。 君はあの娘のため婿に行け。 上を向けば満天の空、 青く美しく僕らと逆。 遅かれ早かれその青空もいつかは 黒い雨を降らすだろう。 されど臆するな人々よ。 鼻で笑いなさい神々よ。 嗚呼コダマする戦場の太鼓と大砲。 手を繋げ。 前を向いて歩いていこう。 たとえ明日がこなくても 上を向いて立ち止まるより 明日を知りたければ前を向け。 『死にたい』とか『もう嫌だ』 とか言う暇もないことまず知れば 星の数ほど愛はあるし、 この世捨てることなかれ。 前を向いて歩いていこう。 たとえ明日がこなくても 上を向いて立ち止まるより 明日を知りたければ... 晴れて今日からまた一日が 始まるけど覚悟は良いですか? 君と僕と全人類と、 ゼロセン乗りこんだら手を繋げ。 前を向いて。前を向いて。 前を向いて。前を向いて。