言葉は呪いだ だらりと伸びた両足には 歩く力すらない 君が「忘れていいよ」と 言ったあの日から 君のこともっと好きになってしまっ た あんなにもわかり合った夜があった のに 目の前で眠る君は知らない人のよう で 足手まとい合う恋愛が理想なら 相手は君じゃない 一人で立てないダメな人 たやすく崩れる いつのまにか体だけ 大人になってしまったな 君が「可哀想だね」と 言ったあの日から なぜだろう救われた気がしたの いつか知らない街ですれ違ったら ちゃんと気づかないふりできるよう に 君を心から消す決意をしたのに 泣いてる私は あんなにもわかり合った夜があった のに 透き通る茶色い髪ももう触れない 足手まとい合う恋愛が理想なら 相手は君じゃない 一人で立てないダメな人