人間嫌いじゃなくて 人間怯えの弱虫が僕だ 疎まれたり 蔑まれたりするくらいなら 最初から一人が 良いと思ってた 変わらなくても 変えようとしたこと 届かなくても 痛くなっても手を伸ばしたこと 馬鹿なりに学んできたつもり でも馬鹿だからすぐに忘れた それでも また覚えなおして 色々信じたせいで 継ぎ接ぎの僕だ 周回遅れでも 生きてていいですか 誰に聴いてんだ? 僕は 一歩ずつ進んでいく なのに二歩は戻っていく人生 一体僕は何をしてんだ もう「負け」の判定は出ているのに そして上を向いて歩く人 その横で下を向いて歩く それで猫背になっちゃったなぁ さぁ今日も とぼとぼと行こう 笑っちゃうくらい 絶望したこと 付ける薬もない馬鹿な自分 攻め続けてた たくさんの本の言葉が 自分には当て嵌らない 気付いた 「どうして」 と思っていたら時間が過ぎて みんなの輪の外へと弾かれた僕だ 「いれてもらえませんか?」 勇気を出した 無視されてしまったけれど 僕は 一歩ずつ離れていく みんなの邪魔にならないように それでも僕は嫌いになれない だって僕が君ならそうしてたかも 僕は 一歩ずつ進んでいく 迷い 選んで 間違え続けるだろう 君がどうしたら笑ってくれるか それだけを考えりゃいいのか! そして上を向いて歩く人 その横で下を向いて歩く 出来る事は少ないよなぁ さぁ今日も とぼとぼと行こう もう賞味期限の切れてしまった 嘘なんだけど 優しい僕への言葉を 今でも 意地でも捨てない ガムみたいに噛んで 君たちが交差する景色は 「あー。きれいだって思ったよ」