どうしても僕は僕を愛せずに いつしか残ったのはこの器だけ 咳の反響に妙に急かされて 余った腕ひとつ自分を慰めた どうしたら僕は僕を愛せるか いつしか残ったのはこの器だけ 注いでみたってどうして満たせない そのくせ溢れ出して垂れてゆく 赤い糸 甘い手探りで 空の心探す ああなんて優しい人だろう 跡が残るほど声が枯れるほど 息絶えるほど ぐちゃぐちゃにされたいの 一人じゃなくて一つのものとして 答えも聞かず ぐちゃぐちゃにされたいの 言えないくせに望んでしまうよ 本当はあなたに ぐちゃぐちゃにされたいの ああもうぜんぶ 気持ちよくって苦しくなって 愛しくなって ああもう 狂った思想に疲労に溺れたい 注いでみたってどうせ満たせない だとしたらもうひと想いに壊れたい なぞって溢れ出して垂れてゆく 赤い糸 浅い手探りが 空の心を刺す ああなんて優しい人 跡が残るほど声が枯れるほど 息絶えるほど ぐちゃぐちゃにされたいの 一人じゃなくて一つのものとして 答えも聞かず ぐちゃぐちゃにされたいの 癒えない傷に 薬をください本当はあなたに ぐちゃぐちゃにされたいの ああもうぜんぶ 気持ちよくって苦しくなって 愛しくなって ああもう 跡が残るほど声が枯れるほど 息絶えるほど ぐちゃぐちゃにされたいの 一人じゃなくて一つのものとして 答えも聞かず ぐちゃぐちゃにされたいの 言えないくせに望んでしまうよ 本当はあなたに ぐちゃぐちゃにされたいの ああもうぜんぶ あれなんだっけもういいや ああもうぜんぶ 気持ちよくって愛しくなってこれで 逝けるなら 本望