春の風が 伸びすぎた前髪の長さを教える 一緒にいすぎて 何かを忘れることもあるけれど 見慣れた駅前や 舗道を歩く姿も ああ あの花のような優しい目をした君の 握った手を離さないよ ほら オシロイバナみたい 午後四時半の君 時を止めて いつまでもずっと 雨が街を濡らして 野良犬が家路を急ぐ 使い捨てカメラの写真には いつでも君が笑ってた 見過ごしてしまいそうな はかない奇跡 ああ この街のどっかに悲しい顔した君の 姿が見えるような気がして あの映画に出てくる バクスターの本を探す 針を戻して あの頃のように 瞬きのあいだに 巡る巡る季節 時を越えて咲くよ Four o’clock flower and you ほら オシロイバナみたい 午後四時半の君 時を止めてみたいけれど ああ あの花のような優しい目をした君の 握った手を離さないよ ほら オシロイバナみたい 夕暮れに光る道 時とともに進もう けして枯らさないよ いつまでもずっと