ああ なんだかんだ言っても 君の顔が好きだ 搾ったばかりの青で塗った夏の空 俺は君の何になれる? ファニーフェイス バス停にて吉報を待つ おー ダーリン 言葉が潮の味になるくらい 体温か気温か分からんくらい あるいは一生分の恋を 煮詰めたくらいの 真夏日 ファニーフェイス 悟る、どんな理由よりも 多分、しっくり来る 冒頭にて失笑を買う ファニーフェイス 君の顔が好きだ ああ 夏の空は突然 不機嫌になることがある 積乱雲は画家のベレー帽みたいだ 屋根付きのバス停になるよ ファニーフェイス 俺はそんな気分 芭蕉が季語を放棄するくらい ワンコが足裏火傷するくらい あるいはこれが最後の恋と 言い切れるくらいの 真夏日 ファニーフェイス 君がどう思うかなど この際問わないよ 極論を歌う 10個くらいいつでも言えるけど なにより君の顔が好き 結論でも失笑を買う それはとある真夏日