AWA

Dullahan

Track byVALSHE

59
1
  • 2024.09.18
  • 3:53
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歌詞

何処からか また声が聞こえる 厭に近く それでいて遠い 綺羅(ぎら)つき濁り 滅裂な豪気 朽ちかけた体躯(からだ)と 傲然な頭は 現(げ)に滑稽なほど 頑とし決して融和しない 頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気は 主を持て囃し 顎(くち)を開かせ行先(みち)を乞う "栄華を誇ったあの時代は 再び此処に訪れる" 情熱と希望を嘯いた --然程由は--無い 嗚呼 体躯が不正(いびつ)に動き出す 誰も望まない死が 先に在ると知って貴女を 誘っていく 嗚呼 心が軋み喚叫(わめ)き出す 誰かが抱いた夢と絶望が織り成す 泥濘(みらい)が 創られていく 蹄音(つまおと)が 不快に谺する 行く宛は 唯一つしか無い 溟い 黯い 底無地獄 血だらけの両手と 腱の切れた脚は その意を解さずに 其々勝手に暴れだす 頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気が 嘲笑みを湛えて 尤もらしく語りかける "何時かは貴様が冀う軛を解くと 神に誓おう" 幾星霜 周りを見渡せば --最早誰も--居ない 嗚呼 貴女を胸に抱き寄せる 誰も信じない希望が その目に強く強く 輝いている 嗚呼 私は孰れ霧と為る 貴女が抱いた夢を 散散に曳き裂いた後で…… 忠誠を誓え 貴様の命は何だ? さぁ忠誠を誓え! 一人でも葬れるように 忠誠を誓え 貴様の命は何だ? さぁ忠誠を誓え! あの顔が振り向く前に! その声は もう聞こえない 厭な夢を 見ていただけと --いウノカ?

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