夕暮れ伸びる影を 追って早まる呼吸に 夢中で気づけなくて 君の声は溶けた いつでも 言葉にした分だけ 強くなった気がした 迷うたび尖った記憶の中で 探し当てた陽光(ひかり)が 色の無い物語 手繰り寄せて 俯いた時は思い出す 距離じゃ計れない君の言葉 悲しい夢から覚めるまで ずっとこの物語は 閉じないでおくよ … <♪> 近くで触れられなきゃ 意味が無いと思ってた どうしてこの瞳は 君の「嘘」も映すの? 例えば おとぎ話の中の あの子の様に自然に 振舞えたら君の心の奥に 刻まれていたのかな 寄り添えていたのかな もどかしくて ほんの少しだけ目を閉じた 眠れない夜が明けてくまで 暗がりの中で手を伸ばす 「どうか、この物語を 終わらせないで」 … <♪> 優しい音包まれながら 書きかけた文字滲んだ理由を 目を覚まして空白になったページ 今はさよなら この物語の結末を 探し続けたい君のそばで 悲しい夢から覚めるまで ずっと続いてく だから見ていて <♪>