狭い路地を抜けて 目抜き通りに出る 水溜りに映る 街はぼやけたままで 足並みは分からぬままで 行き交う人の流れに 飛び込んでいく頼りない 履き古した靴のまま 進めそうか? まだちょっとダメなら こっそり裏通りへ抜け出して 前向こうか行く先が そこにあるのなら ほんの少し遠回りでも 気にせず歩けるから もう止まらないんだ僕らには 幾重に広がっている 未来が現在から続いて どんな道も 描き始めることができるから 止むことを知らぬ雨に 輝き続ける歌を 聞かせて心が潤っていくなら もう傘はいらないさ 凸凹道も通り抜けて 水溜まりも飛び越えて 果てしなく続く道へ 想いのまま歩いていこうか 晴れゆくまで どんな時だって 現在にしかないような景色が 目の前にあるとしたら どれだけ遠回りでも 挫けず進めるから もう止まらないんだ僕らには 素敵に広がっている 未来が現在から続いて どんな道も輝く 宝石に変わっていくから