かんかんと鳴る遮断機を越え てくてくと歩く 運ばれ着いた知らない街 洗濯物が溜まった部屋で テレビを見ている 日常になれば飽きがくる 12時過ぎには 何もないのに 窓をただ眺めている迎えに来てよ 眠そうな目を擦って 苦いコーヒーを残す パッとしない暮らしの中で 漠然とした 浮遊感常にふらふらしている 皆そうだから耐えている 想像上の空間で 自分さがしの旅 難攻不落鉄壁の山脈を越えて何にも 無かった 半透明な日々の中で 夢すら見られぬ人よ 街の灯りは見えてるか、 花瓶の水は足りてるか 12時過ぎには何にもないのに 窓をただ眺めている単調なそれも 日常のしらべ 半透明な日々の中で 夢すら見られぬ人よ 街の灯りは見えてるか、 花瓶の水は足りてるか 誑かされる日々の中で 嘘すらつけない人よ 星の光を失うな心の真を失うな