箱庭のクロソフィー (feat. 初音ミク&KAITO)

歌詞

未完成のレシピ破る フリをしてるのは誰だい? アンリアルで完璧を求め 続けるようなドールハウス 口付けと 空っぽのジュエリーボックスで眠る 味気ない日々を過ごす 微熱続きの パーフェクトティーパーティ この世界で キミの言葉に クラクラしてるみたいだ 心ざわつく不機嫌が顔色に出てる この気持ちを隠して カーテンレールに乗って ふらつくキミを連れて行きたいな クラシックを流して夜と溶け合うの お気に入りの古い時計のチクタクが 1000年以上メロディを奏でてく （ビターな距離で） 部屋の隙間から見える街灯 口笛を吹いて帰り道を歩こう 誰も知らないフィロソフィーで 夢を語ろう プラスティックの星屑なぞる指先で 感じるのは アンリアル 無効色で ガラスの靴脱ぎ捨てるドールハウス 繰り返すよ空っぽのお菓子箱を開き 耽る 嫌いじゃないよなんてね 作り笑いも悪くないな この世界で キミの手をひいてるだけみたいだ 意地悪な神様の書いたシナリオなら この気持ちを隠して カーテンレールに乗って ざらつくキミを連れて行きたいな 記憶に針を落として音と溶け合うの 雨音まじりの言葉でさえポツポツと メメント・モリを紡いでゆく （示し合わせて） 午前0時夜間飛行で 箱庭を出てハミングをしたいよ 二人だけのクロソフィーで 星をつかまえよう 大人になって変わっていく 東の空は瑠璃色になる 「終わりだね」って私が言ったのか 「ここからだ」って僕が言ったのか わからなくなって クラシックをかけて 「誰も寝てはならぬ」 なんてお決まりのフレーズで Ring a Ding Dong 1000年後も背伸びして微笑んで （目を交わしてく） ピアノの音が漏れてるドールハウス 溢れてく糸くずを丸めて歩こう 誰も知らない 二人だけのクロソフィー