確かなことなんかないけど キミは僕の心に触れた どちらともなく手を握る 2人に言葉なんていらなかった 暖かい風が吹いてる 優しく頬を撫でる そっと 明日もその次もずっと こんな幸せが待っていると思ってた 2人で見ると約束した 桜はもうとっくに咲いたよ まだ少し肌寒い春の夜に 独りきりで見上げた満開の花 鳴らない携帯を握りしめて思うんだ 僕は 隣にキミが居て欲しいって 1日が長く感じる 1月が経つように長く 満開だった花弁も ひらりひらひらと舞って 散ってしまった めぐる季節に気を取られて 焦った僕の所為なのでしょうか 待たない方がいいのかな 教えて あの日のことは忘れた 方がいいのかな 息が詰まりそうな春の夜に思うんだ 僕は やっぱりキミが居て欲しいって また来年 桜が咲く季節に 思い出して悔やんでも 知らないんだから 手を伸ばせば 届かない 距離じゃなかったのにどうして 未だ待って居るから 葉桜を見上げてキミ想う