この後の話をしよう 終わった話をしよう 目が落ち窪んでいって 頬が痩せこけていって 会うたびに増えてゆく白髪が 光に透けてる 何が悲しい 心は何処へゆこう この川を下ってゆこう 泥水に落ちても また心臓へ戻そう きっと綺麗にするから それまでは汚れていよう そんな身体じゃ駄目でも 抜け殻になるよ いつか触れた手で 全部持っていった このまま私は一人 孤独に死んでいくのって そんな悲しい顔するくらいならば 僕が共に 生きようか この後の話をしよう 始まりの話をしよう 心配しないでほしい 困ってほしいわけじゃない ただ 泣きたいだけ 何が悲しい 愛は何処から生まれたの 知っているなら教えて 元の場所に返したいと 願っている このまま私は一人 孤独に死んでいくのって そんな悲しい顔するくらいなのに 忘れることができないな 空 、海 、山、川 すべての自然があなただけのために 在った日があっただろう 靄から溢れる溶けた陽 天国に一番近い日 このまま私は一人 孤独に死んでいくのって そんな悲しい顔するくらいならば 僕と生きてくれないか