位置について横一列の隅 1/1000で勝敗が決まるなら どうしようもないくらいに 遠ざかる背中を 瞳の奥閉じ込めた 朝が来たんだ夜を乗り越えた日 過ぎた時間を笑い話にして 満席のお立ち台 歓声の残響 どうやらまだ僕は夢見ている 太陽は射している スタートは切っている 一歩も動けない 言葉が溢れ出している その中の一つが手招いて叫ぶから 何度も目を覚ます ゴールなんてないくらい 知っているのに いつだって言い聞かせてきたんだ 正体不明の勇気を振り解いて 飛び込んだ人の波 思い出させるんだ ぶつかる肩 僕らよく似てる 渇いた心に問う 隠し事はできない 飲み干したはずの涙が まだ残っている 抱えた言葉一つ 僕はまだ生きている 想いは託せない 誰よりも強く願っているんだ 最悪のレコード 覆せないこと 後悔の前に立っていること 位置について用意 真ん中に一人きり 鳴り止まない鼓動 残響を掻き消したなら 正体不明の勇気が 手招いて叫んでいる どうやらまた あぁ 僕は夢を見ている 何度も目を覚まして 乗り越えて来たんだろう 笑い話でもそれ以外選べないのなら 太陽は射している スタートは切っている 視界は良好 どこまでも遠く行ける そうだろ ゴールなんてないくらい 知っているから