雨のせい

歌詞

君の『待って』が聞こえない これもきっと雨のせいだ 泣いてなんかない 雨で顔がちょっと濡れただけ 容赦なく雨が降るいつもの道を 振り返らずに走ったの 少しだけ立ち止まって君のことを 期待して待っている私がいる 踏切が鳴り出す少し前に 駆け足にそっと戻したの これが閉まったらもう本当に ずっとずっと会えないふたりになる 『依存』と『好き』の狭間で いつも確かな愛を探してた あの頃の笑顔のふたりに 戻れるのなら... 戻れないよな もういっそのこと流して きっと雨のせいだ あいたいすら 想い出すら ぜんぶぜんぶ薄れてく 君の『待って』が聞こえない これもきっと雨のせいだ 泣いてなんかない 雨で顔がちょっと濡れただけ 傘をささない私のことを見て すれ違う人は哀れに思うでしょう 突然の雨だって一緒なら 笑ってできたかな 雨宿り 些細な会話だとしても 気が付けば夜中になっていた 憧れた大人なふたりに 変われるのなら... 変われないよな 一度だけ会いに行ったの 震える手 インターホン 留守みたいだったから 帰っちゃったけど 未練なんてないよな 存在も忘れちゃったかな いつもの公園に君の影が見えた 気のせいか いっそのこと流して ぜったい雨のせいだ あいたいすら 想い出すら ぜんぶぜんぶ薄れてけ 君の『待って』が聞こえない これもぜったい雨のせいだ 泣いてなんかない 雨で顔がちょっと濡れただけ 容赦なく雨が降るいつもの道を 振り返らずに走ったの 少しだけ立ち止まって君のことを 期待して待っている私がいる