長い長い夜が終わりを告げて 当たり前のように朝日は昇り まだまだ静かな街の路地を 僕はただぼんやりと眺めている 微かに残る雨の匂いが 僕を悲しみへと連れて行く 夢であって欲しいと願ったけれど どうやらそれは昨日の出来事らしい 時空を超えてもう一度 やり直したいんだ けど昨日までの僕らはもう居ない 何度も何度も君を思い出して 恋の正体を解こうとしたけれど きっと僕は夢の中に居るんだろう こんなにも痛いのは初めてだから 通り過ぎる車の音が 僕を現実へと連れていく 夢であって欲しいと願ったけれど どうやらそれは昨日の出来事らしい 時空を超えてもう一度 やり直したいんだ けど昨日までの僕らはもう居ない いっそさよならと伝えて欲しいんだ そしたらもう君に会わないから でも君がいつものように笑うから 余計にわからなくなるよ 夢であって欲しいと願ったけれど どうやらそれは昨日の出来事らしい 時空を超えてもう一度 やり直したいんだ けど昨日までの僕らはもう居ない