それはあの日出会った音に 胸を焦がしたから始まった 紡ぎ出す指先に 命が宿る様で 世界の見え方が 全部変わってしまう様な音だった 焦がれて 追い駆けて 憧れた こんな音をずっと探してたんだ 止まっていた私の中の 音が響き始めた 驚く程に 貴方の音に出会えた奇跡が 身体を突き動かしてく 星々の光 澄み切った視界を 貴方がくれたんだ この音で生きてゆける あれから時が経って いつしか仲間も増えた 鳴り響いてる残響 抱え 此処からdeparture 創っては壊れて苦しくもあって 全部がうまくなんていかないけど あの日私が焦がれた音 今度は君が頼ってくれたから… 奏で続ける 空を見上げていた 幾つもの星座がまたたいて 受け継がれていく光 灯してゆけるのなら… 駆け巡った願いを超えて 音が交差した瞬間 星を抱きしめた 貴方と音を紡いだ奇跡が 身体を突き動かしてく オリオンをもう一度 走り続ける理由を 此処で見つけた 夢のままで終わらせなかったから 宝石の様な景色が降った