列車は走るよ 君を乗せて いつまでも寄り添う 幻を口ずさみながら 違う駅に向かう人と人が出会ったり 鉄線の言葉より描く文字で笑ったり 行けど戻れど汽笛の音は 安心を告げることはないさ 今はただこの胸の中で おやすみが聞こえて 僕は一人きり改札口抜けたところ 列車は走るよ 夢を乗せて 無くしてた線路は 落書きで続いてる 列車は走るよ 君を乗せて いつまでも寄り添う 幻を口ずさみながら 同じ駅に向かう人と人が迷ったり 繋いだ言葉より理論上に頼ったり 時計気にして降りるべきか トンネルの向こうを願おうか 午前 閉じた瞼は 優しい見送りをくれて 僕は一人きり改札口 夢の続き 列車は走るよ 夢を乗せて 無くしてた線路は 肩書きじゃ描けない 列車は走るよ 君を乗せて いつまでも寄り添う 現実という速さで どこにいてもここにいない それは悲観的にも安全で ここにいてもここにいない いつか行き先 間違えてしまった時 もしもそうなったとしても 列車は走るよ 夢を乗せて 無くしてた線路は 手と手で繋ぎ合わせよう 列車は走るよ 君を乗せて いつまでも寄り添う 幻へ列車は走るよ