噎せ返る夏の幻、 気が狂いそうな揺らめき 幼い僕らのあの頃を 今に映し出すように あの花は咲いた。 君が突然現れたんだ、 生活は一変した いやあの頃に戻っただけなのか? 懐かしい風を見つめている。 止めよう、思い出すのは 辛くなるだけさ。 止めよう、忘れるのは 君がいなくならないように。 One week wish was to early 願い続けよう、 もう離れ離れにならないように。 One year after that day 僕らはそれぞれの道を進んでいく。 小学校の理科室の 埃がかった匂いがする、 制服はもう脱き捨てたんだ。 青春が終わっていく。 One week wish was to early 願い続けよう、 もう離れ離れにならないように。 One year after that day 僕らはそれぞれの道を、 背を向けながら進んでいく。 “夏の終わり” 花火を見にいこう、 そんな理由で呼び出した夜。 “恋の始まり” 雑踏に紛れて、 手を繋いだ。