見えるものに囚われているだけ 言いきかせては自分を押し殺す 言える言葉 選んでばかりだな 疑う事をやめられないでいる 七色の虹を見て 綺麗だって思う そんな事思えないくらい つまらない大人になった 見えるものに縋り付いてるだけ 言い聞かせる余力すら無くなった 冷える午後 夏の味は苦くて 飲み込めないまま噛み続けている 七色の夢も今ではモノクロで 過ぎるのを待つだけの 疲弊した君を見たくはないよ ずっと足りないものだけを見ていた 凛と佇む君を忘れられない 向かい合わせのままでいい それが辛くても苦しくても 鐘の音が聞こえた気がしたねと 笑う姿に見惚れて 涙 拭うまで