プレハブみたいな駅のホームには 小さな小さな電車が停まって 空の色したコインランドリーは 洗剤の匂いと週刊誌 いつだってハイスクールガールは 若さの象徴で 駅前通り人混みの中 我が物顔した猫が歩く あの子の住んでた アパートの部屋には 知らない明かりが灯ってる カラスが鳴いたら 日が暮れて この街も眠りにつく きっといつかはみんないなくなって 別々の街で大人になっていく この街にはこの街の歌があって どうにもならない僕が歌うよ どこからかサイレンの音 夕方5時過ぎの 弁当屋曲がった先の ジェットコースターの坂の途中 あの子の住んでた アパートの部屋には 知らない明かりが灯ってる 変わらないと思ってたのに この街も変わっていく いつの日かまた集まって 酒でも飲みながら 笑って泣ける話をしようか あの頃に巻き戻ったように あの子の住んでた アパートの部屋には 知らない明かりが灯ってる 変わらないつもりでいても 僕たちも変わっている 聞こえてるか あの日の歌が 同じものなどひとつもないよ 同じ日だって来ないから この街も変わっていく 僕たちも変わっていく この街にも日が昇る