<♪> 心を編んだセーター 渡す事もできず 一人 部屋で 解く糸に 想い出を辿りながら あの人が好きだった 悲しい恋の歌 いつも 一人 聞いた 古い レコードに傷をつけた 繰り返す声が 今も谺のように 心の中で 廻り続ける 電話の度に サヨナラ 言ったのに どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ <♪> あの人を変えた都会 すべて憎みたいわ 灯り消して壁にもたれ 木枯らしは愛を枯らす せめてもう少しだけ 知らずにいたかった 春の雨に 頬を濡らし 涙を隠したいから 遠く離れた事が いけなかったの それとも夢が 私を捨てたの もう誰も 私 見ないでほしい 二度と会わないわ いつかこの街に帰って来ても 電話の度に サヨナラ 言ったのに どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ <♪>