・・・♪♪♪・・・ 記憶の陰にぽつりと座り 淋しげに 白い指先 ピアノを弾く女(ひと) ショパンが 好きよ悲しい調べ 奏でれば恋のできない私に似合い と言った女(ひと) どんな過去が君を変えてしまったの 瞳の翳りが せつなすぎるよ 言い出せない愛は海鳴りに似ている 遠くから 絶え間なく寄せ 胸を強く揺さぶる..... ・・・・♪♪♪・・・・ ピアノの音はどこか冷たくあの女は 壁に掛かったモナリザのように 子供のような僕のことなど 見もせずに真珠のように かたく心を閉ざしてる かけがえのないもの失したあとは どんなに似たものもかわれはしない 窓越しに見ていた黒髪にまかれて 目覚める夢を見たよ 君に届けこの歌.... 言い出せない愛は海鳴りに似ている 遠くから 絶え間なく寄せ 胸を強く揺さぶる.....