この季節はまだ肌寒く あれからどれくらい経つだろう 何も知らない、まだ誰も知らない 僕らは今もここにいるよ 旅立つ準備をして、ここから 1号線を揺れて 窓際に見えたあの花も 移り変わって浮かぶ雲を ただ辿るよう 誰も知らない街まで行こう 巡る季節、宛のない旅は 随分と時間は掛かるけれど 月明かりがきっと照らしてくれるさ 今朝水をやった花は枯れ 夕暮れは街を染め消えてゆく それでも世界は回っていて 逆らうように進んでくんだ 誰も知らない街まで行こう 巡る季節、宛のない旅は 随分と時間は掛かるけれど 月明かりがきっと照らしてくれるさ