無意識で追い求めた 淡く灯る明日を見失って彷徨った 寄る辺のない心が 薄暗む路地裏で色落ちて 少し気づいた くだらないと投げた 希望のカケラをまた掻き集めて 建前同士で霞んだ世界に僕は 今旗を立てる 夢なら覚めたよ僕は此処にいる どんな痛みも感じられる 命を燃やして日々にたてつけよ そんな狭い檻を抜け出せよ 塞ぎ込むあなたになす術なく 立ち尽くすだけの自分を恨んだ 日もあった 不安定に閃く街灯が僕の心を 突く様に照らして 揺らした 叶わない夢や理想が有り 余ったこの世界で 行く当てのない涙や痛みも全部受け 止めたいけど 流れ流された僕の価値観じゃどんな 光も眩しすぎて 届けと伸ばした震える手のひら 触れないまま此処で繋ぐから あなたは只々嘆く 僕は俯き笑った 誰かと誰かは言う 世界は無常だと それでも僕ら求めて 手当たり次第探して 迷いもがきながら 進めているのかな 僕らは只々歩く 彼らの後を続いて 誰かに示された 答えなどないのに 在るべき場所を求めて 踏み入るたびに壊して 社会に囚われた 哀れな命なんて不貞腐れて それでおしまいか 全て世界の 仕業にして 見ぬフリの底で疼くその意思の 枷を壊すのさ 夢なら覚めたろ僕ら此処にいる どんな痛みも感じられる 命を燃やして日々にたてつけよ そんな狭い檻を抜け出せよ