乾いた掌 貴方の目を見た 灼くる砂でその袖口濡らして 傲慢な手口で盗んだはずの声は 置いていったの 底に 鏡が照らすのは呼吸を辞めた夢が 意識もなくただ下へ堕ちる様 手を伸ばせども生温い因縁が 帰路に着く迄に溺れ 沈む Why not falling heaven? Take me to somewhere far away 微熱を帯びた体はひたすらに剥がれ 落ちて 甘い波に巻き劈く目眩が 探している 割れた月の破片を 錠を下ろしたのなら嘘を咎めないで 天を仰いだ記憶 紅い恐怖の跡 是れ以上はない運命に 流れた幸 雨に打たれ薄れていく 花瓶の底まで泳いでいく勇気さえも 今は忘れたの何もかもを Why are you lying for me? Show me the way to eden 藻掻く歪な過去を 愛されてみたかったのに 乾いた掌 貴方の目を見た 揺れる視線 ねえ踵を返して さようなら あたしの燃ゆる声は消える 溶けるのを許して 泡沫の永遠など