愛せない日々だ 楽しみにしていたあの雑誌は 鞄から出したまま 愛せない日々だ 戻さない 灰色の雲は黒にはならない 愛せない日々は曖昧な日々だ 愛せない日々だ ここだけがまるで何も進んでない いつだってあの唄は強くて優しい 時々怖くなる 愛せない日々は曖昧な日々だ 愛せない日々は万華鏡の様で 曖昧なのに美しい 笑えた日々の隙間を埋める為の 感情に反射して移す奇跡だ 愛せない日々だ くだらない ただ過ぎていくだけ 甘ったれた生活の中で 確かに 気付けたことは誇れるだろう 愛せない日々は万華鏡の様で 曖昧なのに美しい 泣いた日々の隙間を埋める為の 涙に反射して映す奇跡だ 失くしたもの いつどこでかは刻んだ でもなんでかって言うのは 未だに分からない そういうものかと思えてしまえば いいのだろうか 空の色も相応も 結局 全部 全部 安心する程 曖昧な日々だ