広がる朽ちた荒野へと 惰性の風が鳴る かつては誰もが夢を見た 繁栄の時代 いまはもう面影さえ 遺らぬ渇いた地 黒く滲む 旗が揺れて 時の流れを説く 懐かしさに胸が軋む でも私は嘆かないわ 忘れた日はないあの景色を もう一度見るためなら 譲れない想いは この身 奮い立たせ 授かりし天命に 思い定める 誓いを叫び さあ掲げましょう 我らで築くのよ 新たな城 重ねた補修と細工 表向きの花は 華麗に魅せ 凛とし生きる 虚飾の栄光でも 侘しくても 胸を張るの 品格まで失くさないわ 取り戻そう 輝く景色を 我が身を投げ打ってでも 譲れない想いは 皆を奮い立たせ 再建を心し 石を積み上げる 誓いを叫び さあ掲げましょう 張りぼての城でも構わないわ 堕ちてゆく 嗚呼 悲劇と喜劇の果て 人生を否定されても 我らの生き様だから 気高く返り咲いてみせよう 譲れない願いは この身 奮い立たせ 受け継いだこの血筋 絶やさないように 誓いを叫び さあ掲げましょう 我らで築くのよ 新たな城 歴史を紡ぐ 真実の城