冷たい夜に零れた雪が 涙の様に頬に溶けてく 月が映した二つの影が 羽ばたけもしない翼の様で 隠したはずの秘密の言葉 降り積もる真っ白な嘘 伝えちゃいけない でも伝えたい 壊れそうな想い 儚い願い 届かなくて 眠れぬ夜濡らし 咲く事すら許されずに 赤く滲んで散り逝く 重ねた肌 間違いだった? 神様教えてよ 偽りでも一瞬でも 貴方の心に触れさせて 震える指に絡まる熱が 過ちさえも甘美に染める 出逢わなければ良かっただなんて 遅すぎる刻を責めても 右手に握る鈍い光が 未来を霞ませる 狂おしいほど 熱い体 抱きしめあったのに 信じていたあの約束 ただこの手をすり抜けて もうこれ以上失っても 傷ついたとしても 答えなんて要らないから 貴方の隣で眠らせて 儚い願い 届かなくて 眠れぬ夜濡らし 咲く事すら許されずに 赤く滲んで散り逝く 重ねた肌 間違いだった? 神様教えてよ 偽りでも一瞬でも 貴方の心に触れさせて 貴方の隣で眠らせて