白い天井落っこっちてきた ざらつく真夜中三時 憂鬱のベクトルは 首筋絡み付いてる 黒い銃口こっち向いて 笑ってる鈍いシンパシー 耳元で誰かが歌ってる あぁうるさいな そんな眼で見ないで 言われなくても分かってるって このままじゃいつか どうにかなっちゃう事くらい 完全犯罪自負して 夢中で流す涙にウットリ だけど 鏡の前のあんたが言う 「自分が誰かとうとう分かんない」 目論んだ左手 誰かまだ歌ってる こめかみ張り付いた 沈黙のSOS 君の事思い出した まだ暗い 明け方の五時 無意識に呟いた 「あたしはここにいるよ」 もう取り戻せない 痛いぐらいに分かってるっ て このまま終われば 誰も傷つかずに済むんだって 幼気な素振り見せたって 隠しきれん腹黒さべっとり だから あんたが好きなラブソング 似た様な曲ばっかでつまんない 赤く翳る部屋 誰かドアを開けてよ 優しい君にすら 届かないSOS 泣きつかれたあの街 飛び出してもう随分経った あの頃の自分が 大嫌いな自分になっちゃっね 本当は全部忘れて 君の胸に飛び込んでしまいたいけど 鏡の前のあたしが言う 「そんなんじゃ 生きてたってつまんない」 現実逃避繰り返し 空から女の子ほらニッコリ なんて 未だにどっか期待してる あたしはこの次元で生きられない 夜が明ければまた独り 独り泣きわめくぐらいなら 早く引き金引かなくちゃ 夢から覚めちゃうその前に