滑り出す電車の窓 いまも キミを 探している 近頃見かけないけど どこで どうしてるかな? 素顔のキミは知らないけど 理由なんていらないよ あの日たった一度だけど キミをすぐ近くに感じられた せめて名前だけでもいい 声をかけることもできた、 なのに… 明日の予感抱きしめ ひざを抱えて目を閉じる いま頃なにしてるかな? 思うほど眠れない 遠くでただ見ているだけじゃ なにも変えられやしない ある日ホームの 向こう側の 人混みにキミを見た気がした 声も出せず追いかけてた けれどすぐに人の波に消えた もしあの時 時を止める ほんの少しの勇気があれば この想いは届いたかな? それもいまじゃ 誰もわからないね