女子大通の早朝は酒がまだ残った 微かなブルー 青みがかった池田公園 カラスと目が合った月曜日 やめていた煙草も狭すぎた ワンルームも 単純なほど愛しくなって 始発の電車を待っていたんだよ 気の短さを感じながら 駅のチャイムが叫んでいる 東雲空が綺麗だから 死にたくなる前に酒を買った 嘘つきなあなたを傷つけた言葉も 正義も悪意もない 洗濯機ようにただまわる 生活の中で待っていたんだよ 待っていたんだよ 立ち並ぶビルの隙間から差し込む 朝日が綺麗で邪魔だったんだよ 邪魔だったんだよ もう二度と戻ることのない全てを 明るく照らしてくれてるようでさ 季節が巡り、時が経つなら あなたのことも色褪せるでしょう 寂しげな駅、赤い電車を待つ 今日が始まる 今日を始める 女子大通の早朝は酒がまだ残った 微かなブルー 行き交う人の波に飲まれ イヤホンから流れた新世界にて 待っていたんだよ