箱庭はもう壊れ始めていて ずっと目をそらし続けていて 頑ななあなたのそばにいれるように それだけが願いだった あなたの名前で一日が始まって あなたの声で夜を終わらせて 不安になるくらい弱い 心引きずっても それだけが救いだった そうやって そうやって 自分を殺して いつしか いつから 自分を無くして 陽炎みたいな心はやがて 雨の音に消えてく In this rainy day 雨ざらしのままで 留まっているような気持ちは あなたにはきっと 伝わることはない 雨の中の帰り道 最初はもっと違うカタチを 描いていた けど壊れることを恐れていて 自分を出さないで 幸せになりたいなんて 本当に、ホント馬鹿だった これ以上 これ以上 あなたに 誰かに 歩く道を ゆだねはしないから 過ぎた過去に埋もれた自分の声を 取り戻すよ In this rainy day 雨ざらしのままで 留まっているような気持ちは あなたにはきっと 伝わることはない 雨の中の帰り道 歪な色 重ね 埋もれていった言葉は 失って初めて 気づいた そう晴れの日でも見えてなかったよ 一人で立つ この景色は 肌寒いような それでいて凛とした 雨上がりの帰り道 In this rainy day 雨ざらしでもいい 止まっていた時間は動いた あなたにもきっと 伝える事はない ひとりで歩く帰り道