肺を満たすように 冷たい空気を吸って 吐いた息は 黒に染まっていく 振り返る事なく 君は歩いていった その後ろ姿を 眺めている 青く染めた過ちの日々 塗りつぶした間違いの日々 履き潰した靴の足跡 なぞった 後ろ姿は消えていく 相変わらずだなんて ありきたりだよなって 紡ぐ言葉は もう見つからない たぶん夕暮れのせい そんな気分だと言った きっと結末は わかっている 青く染めた過ちの日々 塗りつぶした間違いの日々 酔いつぶれたままで 足跡 数えた 答えは無いとわかっている 始まりの感情を 何度でも繰り返したいんだ 戸惑い その先にまた ふと迷う 時がきたって 青く染めた過ちの日々 塗りつぶした間違いの日々 履き潰した靴の足跡 たどって 僕らはまた歩いていく