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透明な春を纏って 草原の夢を見る 校庭の犬は遠吠え 亡霊は夜を待つ 風になる 回るように 辿って絡まった僕らと 廃る明日までの歩幅と 屋根へ放って捨てた言葉とを 描いては忘れる 涙枯れた午後 コンクリート跳ねて 懐かしい匂いの方 不覚にも愛や孤独は袖から顔を 出している どうせならいっそ終わりにしようか 起きたらきっと忘れるよ