上がりの電車が 夕やけの ホームを滑り出して ガラス窓の あなたの言葉 あれが最後だった 秋桜日和の あの秋は 都会へ行ったままで 恋人とは もう呼べなくて 何年も季節は流れ 愛がいつか 懐かしさに 変わってしまっても あなただけは 心の中で 生き続けて いるから 幼い頃から 信じてた あなたと結ばれると 悩むことも 知らないほどの そんな青春だった この町離れて いつの日か 誰かへ嫁ぐならば 母の唄 この夕やけの 想い出は忘れはしない 愛はきっと いくつもの 型があるけれど あなただけは 目を閉じたなら いつも そばに いるから 愛がいつか 懐かしさに 変わってしまっても あなただけは 心の中で 生き続けて いるから