歌が揺らす ほんの少しの空間を 言葉が揺らす ほんの少しの空間を 500キロ先の太陽は ここからも眺められる 世界の半分は太陽が 残りは満月が染める 歌を流す 透明の空 左右に壁 足元に床 朝も夜も壁に 穴をあけておくれ その光 歌が揺らす ほんの少しの空間を 言葉が揺らす ほんの少しの空間を 思い出が揺さぶる ほんの少しの空間を 闇が許す ほんの少しだけの空間を 流れて行くよ今日も月日 周りを回る月と陽が 流れる涙 世界を二分割した 夢と現実か 長い長い月日がまわり 本当の陽が昇ってくる 少し身を預け寄りかかってモノクロ ームの 世界から抜け出す 歌が揺らす ほんの少しの空間を 言葉が揺らす ほんの少しの空間を 思い出が揺さぶる ほんの少しの空間を 闇が許す ほんの少しだけの空間を