祈りは届かなくて 独りよがり 歩いている 遠く遠く何処までも 天と地の彼方へ 祈りは届かなくて 独りよがり 歩いている 僕が見ていた夢はいつしか 涙さえ流せずに遠くへ消えて 溢れ出るのは優しげな声 問いかけて追いかけたあの日は 消えて 虚しさだけが唯 夜の沈黙は闇に咲く音に耳を 塞いでる 終夜に灯す花と影とを呼びかえし 悲しくはない寂しくもない 遺された憧憬は眠りについて 失うものはもう何もない 唇を強く噛み憤るだけ 虚しさだけが唯 遠く遠く何処までも 天と地の彼方へ 祈りは届かなくて 独りよがり 歩いている 僕が見ていた夢はいつしか 涙さえ流せずに遠くへ消えて 溢れ出るのは優しげな声 問いかけて追いかけたあの日は 消えて 虚しさだけが唯