あなたの輪郭が見えない 何かがぼやけていて あなたが消えていきそうで そちらに手を伸ばすけれど 確かにあなたがいた ぼくと話をしていた そんな日々は過ぎ去っても 消えない夢だと思った 会わない時間は水のように 少しずつぼくらを滲ませる あなたの声が聞こえない 何かでくぐもっていて あなたが消えていきそうで そちらに声をかけるけど ああ美しき過去は ああ遠くへ霞んで ああ変わりゆく今は 誰を置き去りにするの 忙殺の日々は嘘のように 鮮やかなあなたを濁らせる あなたの… あなたの輪郭が見えない 何かがぼやけていて あなたが消えていきそうで そちらに手を伸ばすけれど